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【win-vind】WindowsをVimライクに操作する

今回は、OSSの紹介です。

 Windows限定となりますが、GUIやメモ帳などをVimライクに操作するソフトウェアを開発しました。MITライセンスのOSSとしてGitHubに公開しています。

 同じようなソフトウェアとして、AutoHotKeyなどが挙げられます。AutoHotKeyは、独自のスクリプトにより、非常に柔軟かつ、複雑なことを行えますが、スクリプトを書く手間や、再構成の不便さなどは劣ります。

 当ソフトウェアは、設計からVimライクなキーバインド、ホットキーに最適化しているため、インストールしてすぐ使い始めることができ、AHKスクリプトなどを覚える必要もありません。また、C++によるコンパイル時処理とネイティブWindowsAPIによる最適化によって、非常に軽いアプリケーションとなっています。

win-vind



github.com

 このソフトウェアは、GUIとCUIのハイブリットなUIの構築をサポートします。次に示すように、Vimと似たモード構成を持っています。

 一見するとモードが多いですが、基本的にはVimに基づいています。違う点は大きく分けて2点あります。モードがGUIモードEditorモードの2層持っていることと、GUI操作用の独自の機能を持つことです。


GUI モード

 操作対象は、マウスカーソルで、hjklでカーソル移動ができます。しかし、本家のVimと違い、行や列という概念が無いため、代わりに便利な機能を実装してあります。一覧はwikiにあります。

 次のようにコマンドとパスを登録することで、任意のアプリケーションを起動できます。

 もし、notepad.exenotepadとして登録すると、:!notepadでメモ帳を起動できます。

Editorモード

 操作対象は、テキストコントロールのキャレットです。一般的なテキストエディタでVimをエミュレートできます。例えば、メモ帳、Microsoft Office Word、Visual Studioなどです。全ての機能は実装しきれていませんが、基本的な機能は十分使うことができます。

使い方

GitHubに公式のwikiを作成しました。詳しいキーバインドや設定の仕方、開発者用の情報はwikiをご覧ください。
日本語版wikiトップページ

英語版wikiトップページ

ダウンロード

次のリンクからダウンロードすることができます。Windows10 Home 64bit (1909)で動作確認済みです。

最新バージョン (v1.2.0β)

種類 URL
インストーラ ダウンロード
Zip ダウンロード

初期設定では、英語配列かつ英語のインターフェースですが、タスクトレイの設定から変更することができます。




以上です。
ご不明な点やバグの報告などがありましたら、この記事のコメントか、GitHubのIssues、Pull Requestなどでご連絡していただければ幸いです。